快斗へ
2026年6月14日20時30分
快斗が虹の橋を渡りました。

13年ほど昔、当時勤めていた養鶏場で同僚のお子さんが保護してきた生後10日程の子猫を
もらってほしいと頼まれて、我が家にやってきました。
ぼろきれのようにやせ細っていた子猫は2匹で捨てられていたそうです。
もう一匹は黒猫で、その後倉庫番としてかわれています。
快斗は灰色の毛並みで、緑色の目をした子猫でした、母乳が恋しかったのでしょう,
自分の肉球を吸っていました。

見ていられなくなった私は、当時子育て中だった先住猫のトマトに会わせました。最初は嫌がっていたトマトでしたが、しばらくすると快斗を受け入れ、おっぱいを飲ませてくれるようになりました。
快斗は夢中で吸い始めたました、トマトは本当の母親のように育ててくれました。

トマトの子供は3匹いましたが娘の友達に2匹とも、もらわれていったので、ヨータだけが残されました。
何も聞いていなかった夫は、とても残念がりました、全部飼うつもりだったようです。

【左側がヨータ】
そこに快斗が加わり2匹して6ヶ月程になるまでおっぱいを欲しがっていたのですが、最後は威嚇して、辞めさせていました。写真には残っていないのですが、母親の方がちいさいのです。
トマトの愛情
私達夫婦が3日ほど家を空けた時は娘に留守を頼んでいましたが、帰宅してみると、トマト、ヨータ、快斗、が跡形もなく消えていました、トマトが子供を連れて家出していたのです。
程なくして子供を連れてかえってきてくれました。

「優しい秋田犬隼人」
秋田犬を飼っていたのですが、散歩から帰って来るとトマが犬舎の入り口にいて、秋田犬が入らない様に威嚇したことがありました。
秋田犬が困っていました。秋田犬は優しかったのです。
結局犬舎の屋根を占領していました。トマトは強かったです。
快斗
ヨータは体の大きな優しい猫でした。一方の快斗は小柄でも気が強く、成長すると近所でも有名なボス猫になりました。

【左から、トマト、直美、ヨータ、快斗】
近所の人が来て「この猫は家にきて、うちの猫を威嚇していくんだ」
「なあ、お前、あんまりうちに来て威張るなよ」💦
と言われたこともありました。
ヨータ
そんな快斗とヨータは仲良しでしたが、ヨータはある日家を出て行ってしまいました(ボスの座を争っていたかもしれません。)
5年後、ヨータは耳に桜のマークを付けて帰ってきました。地域の方に保護され、去勢手術がほどこされたいました。
そのうち夜になると私の枕元にたたずむことが多くなりました、そして、
しばらくするとまた姿を消し、それ以来帰ってくることははありませんでした。
快斗の結婚

快斗はその後、私が保護した雌猫のみかん(ミー)と夫婦になりました。
私たちが見ていても仲の良い夫婦でした。
夫婦喧嘩
ある日快斗がミーをしつこいほど追いかけまわしたことがありました。
私達が止めてもダメでした、猫の痴話げんかかもしれません、ミカンは奔放なせいかくだったのです、でもミーは快斗がとても好きだったようです。
そして5匹の子どもが生まれました。

「チョビ、プー」
そのうち3匹は新しい家族のもとへ旅立ち、2匹が家に残りました。今も残っている黒猫の娘は、とても賢くて甘えん坊です。
狩りも上手で、(困った事です)快斗の血をしっかり受け継いでいます。
母猫ミカン
母猫のミカンはトマトとはちがっていました、子猫が眠りにつくと直ぐに遊びに行ってしまいます。
まだ子供を生んだばかりなのに、避妊手術に連れて行ったところ、すでにお腹に新しい命がやどってい
たのです。
お腹の子供は手厚く供養しました。
その後ミカンも帰ってこなってしまいました。
快斗の病気
そんな快斗も昨年の暮れ頃から体毛が抜け始めていました。
家には猫が5匹いたため、最初は快斗の異変に気付きませんでした。

2025年8月27日私の布製品の入れ物がお気に入りでした。
投稿

2025年5月16日ジッとしている快斗(おばちゃんに抱かれて)
今年に入ってから
気付いた時には、もう病気はかなり進行していました。
夫と相談し、病院で無理な治療はせず、家で介護をすることにしました。
耳も聞こえなくなり、目も見えなくなっていました。

2026年4月
トイレシートを広く敷き、その横に寝床を作りました。
私がしていたことは、汚れた場所を掃除し、排せつの世話をし、時々膝の上で眠らせることくらいです。
夫は食べやすい柔らかいご飯を探して買ってきてくれました。
特別なことは何もできませんでした。

2026年6月11日
でも、快斗は大好きな家で、大好きな家族と一緒に過ごしていました。
私たちが出掛けていた時、快斗の様子に変化があったそうです。
それでも快斗は待っていてくれました。
家族が帰ってくるのを。
そして私たちがそろった後、静かに虹の橋を渡っていきました。

思い返せば快斗は、肉球を吸っていた小さな子猫でした。
トマトに育てられ、ヨータと遊び、近所のボス猫になり、ミーと家族を作り、子どもたちを残しました。
2026年6月8日
たくさん困らされたこともありました。
家中にマーキングをされて臭いに悩まされたこともありました。
それでも今思い出すのは、困ったことより楽しかったことばかりです。
13年間、私たち家族と一緒にいてくれてありがとう。
快斗は、間違いなく私たちの大切な家族でした。
またいつか会える日まで。
本当にありがとう


ここまでご覧いただきありがとうございました。


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