夫が倒れてから始まった禁煙。
その後、夫は禁煙パッチを使いながら禁煙に取り組みました。
今回は、その後の5か月間について書きます。
実は、夫には以前にも禁煙の失敗があった
夫は今回の禁煙を始める前にも、自分で禁煙に挑戦していました。
でも、失敗していました。
そのことを私は薄々知っていました。
夫は私に何も言わず、自分だけで挑戦していたのです。
そして、禁煙に失敗したときのストレスから、タバコを吸う量が以前より増えてしまったそうです。
その話を後から知って、私は思いました。
「今度の禁煙は、絶対に失敗させたくない」
もちろん、禁煙するのは夫自身です。
私が夫の代わりに禁煙することはできません。
それでも、今回は違う。
夫自身が「禁煙したい」と思って始めたのだから、なんとか続けてほしい。
私はそう願っていました。
夫から「禁煙パッチを買ってきて」と頼まれた
そんな中、夫が自分から私に言いました。
「禁煙パッチを買ってきてくれ」
私はすぐに買いに行きました。
禁煙パッチは、決して安いものではありませんでした。
それでも、
「今回は本気で禁煙するんだ」
という夫の気持ちが伝わってきたので、迷いはありませんでした。
薬局で禁煙パッチを購入したとき、薬局の人の態度が、私には少し高飛車に感じられました。
なぜそんなふうに感じたのかは、今でもよく分かりません。
思わず私は、
「私が禁煙するのではありません」
と言ってしまいました。
今思えば、少しおかしなやり取りだったかもしれません。
でも、そのときの私は、とにかく夫の禁煙を成功させたいという気持ちでいっぱいでした。
最初は禁煙パッチで頑張った
夫は、買ってきた禁煙パッチを使って禁煙を始めました。
しばらくすると、
「少し吸いたい気持ちが薄れるだけだ」
と夫が言いました。
禁煙パッチを使えば、すぐにタバコを吸いたい気持ちがなくなるわけではありませんでした。
それでも夫は続けました。
私はその様子を見ながら、
「とにかく続けてほしい」
と思っていました。
以前のように、禁煙に失敗してストレスから喫煙量が増えてしまうことだけは避けたかったのです。
禁煙パッチが二箱目になった頃
禁煙パッチが二箱目になった頃のことです。
買い物に出かけたとき、私は店の中で「禁煙パイポ」が目に入りました。
私はそれを買って帰りました。
「これも使ってみたら?」
そんな気持ちでした。
夫は禁煙パッチを使いながら、禁煙パイポも使うようになりました。
タバコを吸いたくなったときに、禁煙パイポを使って気を紛らわせることもありました。
私自身、以前に禁煙した経験があります。
だから、タバコをやめるときには、吸いたくなったときの代わりになるものがあるだけでも気持ちが違うことを知っていました。
もちろん、禁煙パッチや禁煙パイポが誰にでも同じように合うとは限りません。
夫の場合は、これらを使いながら禁煙を続けることができました。
私が気を抜けなかった理由
今回の禁煙中、私はずっと気を抜けませんでした。
夫が以前、禁煙に失敗したことを知っていたからです。
そして、そのときにはストレスからタバコの本数が増えてしまった。
だから、
「今回も失敗したら、また元に戻ってしまうかもしれない」
という思いがありました。
「禁煙できればいいね」と、のんびり構えているような気持ちにはなれませんでした。
今回こそ、絶対に成功してほしい。
それが私の気持ちでした。
ただし、夫を監視していたわけではありません。
「吸ったでしょう」と問い詰めたり、「絶対に吸わないで」と責めたりしたわけでもありません。
夫自身が禁煙を続けようとしていることを信じて、そばで見ていました。
そして、5か月がたった今
あれから5か月がたちました。
今の夫は、完全に禁煙できています。
禁煙パッチも、もう使っていません。
禁煙パイポも、もう使っていません。
最初は禁煙パッチを使い、その後は禁煙パイポも使いながら、少しずつタバコから離れていきました。
そして今では、どちらにも頼らず、タバコを吸っていません。
ここまで来たことを思うと、私は本当にうれしく思います。
以前、自分だけで禁煙に挑戦して失敗した夫が、今回は自分から禁煙を始め、5か月続けて、完全に禁煙できたのです。
「今度こそ成功してほしい」
そう願い続けてきた私にとっても、大きな出来事でした。
禁煙は一度失敗したら終わりではない
私自身も、禁煙に二度失敗しています。
三度目でようやく成功しました。
夫も以前、自分だけで挑戦して失敗しました。
だから私は、
禁煙に失敗したからといって、「自分には無理だ」と決めつけなくてもいい
と思っています。
一度失敗しても、また挑戦することはできます。
ただ、私の経験では、本人が「禁煙したい」と思うことが何より大切でした。
周りが無理やりやめさせるのではなく、本人の意思があってこそ続けられるものだと思います。
そして、もし一人で禁煙することが難しいのであれば、禁煙外来などの専門的な支援を利用する方法もあります。
一人で苦しみ続ける必要はありません。
夫の禁煙を見て、私が感じたこと
- 禁煙は、本人が「やめたい」と思うことが大切でした。
- 一度禁煙に失敗しても、もう一度挑戦できます。
夫も以前は失敗しましたが、今回は5か月続けて禁煙できました。 - 禁煙パッチは、タバコを吸いたい気持ちを完全になくすものではありませんでした。
夫の場合は「少し吸いたい気持ちが薄れる」という感じでした。 - 吸いたくなったときの代わりになるものがあると、気持ちを紛らわせやすいことがあります。
夫は禁煙パッチと一緒に禁煙パイポも使っていました。 - 禁煙方法は人によって合う・合わないがあります。
夫には合っていましたが、誰にでも同じ方法が合うとは限りません。 - 家族が禁煙を支える場合も、責めたり監視したりするより、本人の意思を尊重することが大切だと感じました。
- 禁煙中に強いストレスを感じたり、一人で続けることが難しかったりする場合は、禁煙外来など専門家に相談する方法もあります。
- 禁煙に失敗しても、それまでの努力が無駄になるわけではありません。
夫も一度失敗した経験があったからこそ、今回は続けることができました。 - 禁煙パッチなどを使用する場合は、商品の説明を確認し、分からないことは薬剤師などに相談すると安心です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


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