13泊14日の旅は、景色よりも心に残る瞬間が多くありました。西日本をゆっくり巡りながら、夫婦の会話や、ふとした優しさ、静かな夜の時間が、旅の記憶をそっと形づくっていきました。その日々を少しずつ思い返していきます。
13泊14日の西日本の旅が始まった日
4月23日
荷物は、その日に着る予定のものをひとまとめにして持ち歩きました。 それ以外の服は、宿に着いてから洗濯機を回しながら使い回す形にしました。 下着や靴下のような小さなものは、百均で買った小物干しに吊るして乾かせるようにしておき、5日分だけ用意して旅に出ました。 荷物を増やさずに過ごすための、私なりの工夫でした。
富山県魚津市のホテルに着いて直ぐに居酒屋へ品物を頼んですぐ夫に異変が、
主人の体調が急に悪くなったことで、 「旅はやめたほうがいいのかもしれない」 そんな気持ちが頭をよぎりました。 初日からこんなことになるなんて思ってもいなくて、 心のどこかで不安が大きくなっていきました、しばらくして夫の体調が良くなったのできを取り直してコンビニで惣菜と酒を買ってヘア飲みしました。
その日の夜は、少しだけ開けておいた窓から 冷たい風が静かに流れ込んできて、 ひさしぶりにぐっすり眠ることができました。 不安と安堵が入り混じった、旅の始まりの夜でした。
走行距離333㎞ 居酒屋えん アパホテル/5822
4月24日
4月24日の朝は、少し騒がしい始まりでした。 ホテルを出てすぐ、私の部分入れ歯が見当たらないことに気づき、 慌ててホテルへ引き返しました。 部屋の中を探しても見つからず、 ふたりで「どこに置いたんだろうね」と言いながら、 朝から小さな騒動になりました。
旅の途中では、思いがけないことが起きるものだと、 このとき改めて感じました。

石川県南部で購入した九谷焼の小皿

東尋坊、人生で二度目、以前の写真を見るとその時は全然若くて懐かしい。
天橋立は観光客で賑わっていて、 その明るさに少し圧倒されるような気持ちもありました。 けれど、旅を続けている実感がようやく湧いてきて、 「もう夕方なんだね」と主人と話しながら、 しばらく景色を眺めて過ごしました。
この日の宿は「ゲートウェイ舞鶴」。 朝6時に出発して、天橋立に着いたのは夕方の16時ごろでした。 走った距離は 483km。 長い移動だったけれど、海沿いの景色が少しずつ変わっていくのを眺めながら、 旅の2日目が静かに進んでいきました。
ゲートウェイ舞鶴/6570
4月25日
早朝3時半、夫がシャワーを使おうといしたところお湯が出ない、10分以上流した、
「目も覚めてしまったし出発するか?」夫の提案で出発することに、
このホテルは夕方には従業員が帰ってしまう、無人は承知していたのでがお湯の線を開けずに帰ってしまった様子、苦情は入れておきました、早朝過ぎて流石に電話に出てくれませんでした。

鳥取砂丘についたのは7時頃、お目当ての砂の美術館はまだ開いていません。
あきらめて、鳥取砂丘へと足を向けました。
砂丘の先に広がる海がどうしても見たくて、
砂に足を取られながら一生懸命歩いた。

砂漠を歩き切った頃には、私の左側は‘‘やばい‘‘状態になっていました。

出雲大社を参詣した帰り、歩いていると不意に右側にめを移すとそこに風が木の葉を舞い上がらせていのが見えました、不意に主人が「あ、足痛くない」って言ってビックリ、

グリーンリッチホテル出雲/10515 走行距離330㎞
✨ 4月26日の旅
4月26日の朝は、まだ薄暗さが残る時間に車を走らせた。前日の長距離移動の疲れが体に残っていたけれど、「今日も進もう」という気持ちが静かに背中を押してくれた。窓の外の景色は少しずつ明るくなり、旅の3日目がゆっくりと動き出した。

最初の目的地は秋芳洞。駐車場に着くと、ひんやりした空気が肌に触れて、眠気がすっと引いていく。洞窟の中はさらに冷たく、足元の湿り気と、天井の高さに圧倒されながら歩いた。静けさの中で聞こえるのは水の滴る音だけで、自然の大きさに包まれるような時間だった。

秋吉台
秋芳洞を出て、次に向かったのは青島大橋。海の上にまっすぐ伸びる長い橋を渡るとき、風が強くて車が少し揺れた。海の青さがどこまでも広がっていて、橋の上から見る景色は特別だった。写真を撮りながら、「来てよかったね」と夫と小さく笑い合った。
下関駅西ワシントンホテルプラザ/8380 走行距離336
4月27日
そのまま関門トンネルへ。トンネルに入る瞬間、いつも少しワクワクする。本州から九州へ向かう道は、何度通っても特別な感じがする。トンネルの中の独特の音、出口の光が見えたときの明るさ。「九州に来たんだ」と実感が湧いて、気持ちが少し軽くなった。

朝ごはんは資さんうどん。旅の途中で食べる温かいうどんは、体にじんわり染みていく。出汁の香りにほっとして、夫と「おいしいね」と言い合いながら、少しだけ疲れがほどけていくのを感じた。九州に入って最初の食事が資さんうどんというのも、なんだか嬉しかった。

4月27日は朝からよく晴れていて、空気が澄んでいた。ホテルに向かう途中、海の向こうに小さく軍艦島が見えた。遠くに浮かぶその姿は、写真で見るよりもずっと静かで、どこか時間が止まっているように感じた。

この日の宿は、どこか昭和の懐かしさと西洋の雰囲気が混ざった、不思議な魅力のあるホテルだった。ロビーの照明や家具の色合いが落ち着いていて、旅の疲れが少し和らぐような空気があった。部屋に荷物を置くと、ほっとする間もなく「行こうか」と声をかけ合って、すぐ近くのグラバー邸へ

ホテルモントレー長崎/9614
主人は下で待っててくれました (*^^*)この日走行距離285㎞
4月28日
4月28日は4時30分、雨の中、大分県へ向かった。前日の疲れが少し残っていたけれど、この日は温泉が待っていると思うと気持ちが軽くなった。車を走らせながら、だんだんと別府の湯けむりが見えてくると、旅の実感がまたひとつ増えていく。
最初に向かったのは、泥温泉で有名な「別府温泉保養ランド」。受付を済ませて中に入ると、独特の硫黄の香りがふわっと広がった。泥湯にゆっくり体を沈めると、重さが心地よくて、旅の疲れがじんわり溶けていくようだった。肌にまとわりつく泥の温かさが不思議で、何度も手で触れて確かめてしまった。夫と「気持ちいいね」と言い合いながら、しばらくの間、静かに温泉を楽しんだ。

温泉で体が軽くなったあとは、高崎山自然公園へ向かった。山の入口に着くと、すでに何匹ものサルが自由に歩き回っていて、まるで“サルの世界”にお邪魔しているような気分になった。近くまで寄ってくるサルもいて、少しドキッとしながらも、その自然な姿に見入ってしまった。山の上から見える別府の景色もきれいで、温泉とはまた違う癒しがあった。

この日は合計318kmの移動。温泉でほぐれた体も、夕方にはまた少し重くなっていたけれど、心は満たされていた。温泉と自然に包まれた、静かで豊かな一日だった。
ここまでで、旅の5日間が静かに終わった。 5日間を振り返ると、長い道のりの中に、 その土地の空気や景色、そして小さな出来事が積み重なっていた。
ここで少しだけ立ち止まって、後半の旅へ向かう準備をする。
まだ続く西日本の旅を、もう少しだけ一緒に歩いていきたい。
西日本を巡る13泊14日の旅。この記事では、五日目までの移動や出会い、静かな気づきをまとめています。まだ旅の途中で見えた景色や、心に残った瞬間をそっと記録しました。日本を巡る13泊14日の旅。この記事では、五日目までの移動や出会い、静かな気づきをまとめています。まだ旅の途中で見えた景色や、心に残った瞬間をそっと記録しました。
天然温泉アリストンホテル大分/8100 走行距離318㎞


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