キャディーの仕事は、お客様についてコースを回るだけではありませんでした。
台風の中
ある日は台風が近づき、大雨と強風の中を出勤したことがあります。
雨に濡れてコースを回ってきたお客様のゴルフバッグやクラブを拭いていました。
こんな日は出てこなくていい
すると、ハウスキャディーの一人が笑いながら、
「こんな日は来なくていいのに。」
と声をかけてくれました。
それでも私達は出勤していました。
それほど、この仕事が好きだったのです。
ゴルフの練習
早く仕事が終わった日には、コースへ出てゴルフの練習をしました。
夕焼けに染まるゴルフ場で、仲間と楽しくボールを打った時間は、今でも忘れられません。
夕焼けの中
休みの日にもゴルフ場へ行き、プレーを楽しみました。上手ではありませんでしたが、自然の中で体を動かす時間がとても好きでした。
雷
ゴルフ場で一番気をつけなければならなかったのは、雷です。
私が働いていた頃、看護師をしていた妹も同じゴルフ場で働いていました。
ある日、雷が激しく鳴り始めたことがありました。私たちキャディーは、お客様に避難していただきたいと思っていましたが、「もう少しプレーを続けたい」と言う方もか少なくありませんでした。
強引に
そんな中、妹はお客様の安全を第一に考え、半ば強引にプレーを中止して避難していただきました。
当時は驚きましたが、今振り返ると、命を守るためには必要な判断だったのだと思います。
ゴルフ場は楽しい場所ですが、自然を相手にする仕事でもありました。
上手ではありませんでしたが、自然の中で体を動かす時間がとても好きでした。
終わりに
そんな楽しい毎日が、いつまでも続くと思っていました。
しかし、ある日、アルバイトキャディーの制度が廃止されることになりました。
経営が厳しくなったことが理由だったようです。
倒産
その後、ゴルフ場は倒産したと聞きました。
大好きだった職場がなくなってしまったことは、とても寂しく、今でも忘れられません。
楽しかった仕事
キャディーとして過ごした時間は決して長くはありませんでしたが、たくさんの経験をさせてもらいました。
嬉しかったこと、悔しかったこと、笑ったこと。
そのすべてが、今の私につながる大切な思い出になっています

【キャディー仲間とクラブハウス前で撮影した記念の一枚。仕事は大変でしたが、支え合える仲間との出会いは、今でも大切な思い出です。】
キャディーとして過ごした日々は、私に多くのことを教えてくれました。あの頃の経験や出会いは、今でも私の大切な財産です。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。


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