キャディーの仕事④|大好きだった仕事との別れ

仕事シリーズ

キャディーの仕事は、お客様についてコースを回るだけではありませんでした。

台風の中

ある日は台風が近づき、大雨と強風の中を出勤したことがあります。

雨に濡れてコースを回ってきたお客様のゴルフバッグやクラブを拭いていました。

こんな日は出てこなくていい

すると、ハウスキャディーの一人が笑いながら、

「こんな日は来なくていいのに。」

と声をかけてくれました。

それでも私達は出勤していました。

それほど、この仕事が好きだったのです。

ゴルフの練習

早く仕事が終わった日には、コースへ出てゴルフの練習をしました。

夕焼けに染まるゴルフ場で、仲間と楽しくボールを打った時間は、今でも忘れられません。

夕焼けの中

休みの日にもゴルフ場へ行き、プレーを楽しみました。上手ではありませんでしたが、自然の中で体を動かす時間がとても好きでした。

ゴルフ場で一番気をつけなければならなかったのは、雷です。

私が働いていた頃、看護師をしていた妹も同じゴルフ場で働いていました。

ある日、雷が激しく鳴り始めたことがありました。私たちキャディーは、お客様に避難していただきたいと思っていましたが、「もう少しプレーを続けたい」と言う方もか少なくありませんでした。

強引に

そんな中、妹はお客様の安全を第一に考え、半ば強引にプレーを中止して避難していただきました。

当時は驚きましたが、今振り返ると、命を守るためには必要な判断だったのだと思います。

ゴルフ場は楽しい場所ですが、自然を相手にする仕事でもありました。

上手ではありませんでしたが、自然の中で体を動かす時間がとても好きでした。

終わりに

そんな楽しい毎日が、いつまでも続くと思っていました。

しかし、ある日、アルバイトキャディーの制度が廃止されることになりました。

経営が厳しくなったことが理由だったようです。

倒産

その後、ゴルフ場は倒産したと聞きました。

大好きだった職場がなくなってしまったことは、とても寂しく、今でも忘れられません。

楽しかった仕事

キャディーとして過ごした時間は決して長くはありませんでしたが、たくさんの経験をさせてもらいました。

嬉しかったこと、悔しかったこと、笑ったこと。

そのすべてが、今の私につながる大切な思い出になっています

ゴルフ場のクラブハウス前で、キャディーカートやゴルフバッグを背景に、キャディー仲間が制服姿で並んで撮影した記念写真。

【キャディー仲間とクラブハウス前で撮影した記念の一枚。仕事は大変でしたが、支え合える仲間との出会いは、今でも大切な思い出です。】

キャディーとして過ごした日々は、私に多くのことを教えてくれました。あの頃の経験や出会いは、今でも私の大切な財産です。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

  • 「私がキャディーになった理由」はこちら
  • 「𠮟られた日、笑った日」はこちら
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