🌧️ 西日本13泊14日の旅|5月2日 激しい雨と焦りの朝、本州へ渡るまでのドラマ
5月2日の朝は、旅の中でも特に印象に残る“雨の一日”だった。 外はまだ真っ暗で、激しい雨が車の屋根を叩き続けていた。
🌙 4時20分出発|四国街道はまだ夜の中
この日も4時20分に出発。 四国街道を走っていると、あたりはまだ夜のように暗く、 西日本は朝が遅いことを改めて実感した。
途中、道の駅でトイレを借りようとしたが—— 開いていない。
その瞬間、お腹が急に痛くなり、 「どうしよう…」という焦りが一気に押し寄せた。
🚻 真っ暗・土砂降り・反対車線のトイレへ走る
必死で探して見つけたトイレは、 なんと 電気がついていない真っ暗なトイレ。
しかも土砂降り。 道路の反対側。 傘も差せない。 でも、もう選んでいる余裕はなかった。
駆け込んだ。 間に合った。
ただその代償として、 買ったばかりのハンカチを落としてしまうという小さな悲劇も起きた。
旅って、こういう“誰にも言えないドラマ”がある。
🍳 淡路島で朝食探し|優しいおばちゃんの店に救われる
淡路島を走りながら、 携帯で「朝食」を検索して探し続けた。
そして7時頃、ようやく開いているお店を発見。 優しそうなおばちゃんがやっている小さな食堂だった。
温かい朝ごはんと、 おばちゃんの柔らかい雰囲気に、 雨の緊張がふっとほどけていく。
朝食を終えて車を走らせ、 鳴門海峡大橋を通って いよいよ本州へ。
鳴門海峡淡路島神戸鳴門ルート
(神戸淡路鳴門自動車道、1時間5分、69,4㎞/2150)
雨はまだ続いていたけれど、 橋の上から見える景色はどこか力強くて、 「今日もなんとかなる」と思わせてくれた。
🏯 姫路城へ|気づけば周りは全員外国人

本州に入って向かったのは姫路城。 世界遺産だけあって、観光客が多い。
夫がボーッと立っていたら、 ふと気づいた瞬間——
周りが全部外国人だった。
国際色豊かすぎて、 思わず笑ってしまうほどの光景。 雨の朝のバタバタが嘘みたいに、 ここではゆったりとした時間が流れていた。

道の駅みつ「みんなが幸せになる鐘」
- 一人で鳴らせば:笑顔になれる
- ふたりで鳴らせば:なかよくなれる
- みんなで鳴らせば:幸せになれる
✔ 読者への役立ちポイント
- 西日本の道の駅は早朝は開いていないことが多い
- 四国街道は暗い時間帯が長いので、早朝出発は注意
- トイレはGoogleマップで「公衆トイレ」を検索すると見つかりやすい
- 淡路島は朝食営業の店が少ないため、事前検索が安心
- 姫路城は外国人観光客が多数
姫路駅前ユニバーサルホテル南/7500 走行距離231㎞
5月3日和歌山県
🛣️ 走っていると突然よみがえった“あの映像”|阪神淡路大震災の地を通りながら
一般道を静かに走っていると、 ふと目に入った景色が、どこか見覚えのあるものだった。
「この風景…どこかで見たことがある」
そう思った瞬間、 頭の中に浮かんだのは 阪神淡路大震災 の映像だった。
テレビで何度も見た崩れた高速道路、 倒れた建物、 あの日の混乱と悲しみ。
「ここで、あの震災が起きたんだ」
そう気づいた瞬間、 胸の奥がぎゅっと締めつけられるような衝撃が走った。
この場所で、 たくさんの方々が命を落とした。 あの日の朝、突然日常が奪われた。
車の中で静かに景色を見つめながら、 私は思った。
「私は普段、とても安全な場所に住んでいるんだな」
旅の途中で、 “当たり前のように暮らせている日常”の尊さを 改めて感じた瞬間だった

🐟 和歌山へ|とれとれ市場で娘へのお土産を買う
そのまま車を走らせ、和歌山へ。 途中の とれとれ市場 に立ち寄り、娘へのお土産を購入。
市場の活気と新鮮な海産物の香りに、 さっきまでの重い気持ちが少しずつほどけていく。
白崎海洋公園

海沿いを走っていると白石が見てきたので途中下車、圧倒される白い岩、に覚えのある草?

明日葉だろうか?
白崎海洋公園「シラス丼」

お土産屋さん?でお昼を頂来ました。
🏖️ 白浜町に到着|荷物を置いて海辺を散歩
今夜の宿がある白浜町に到着。 荷物を置いて、白浜の海辺を散歩した。
和歌山県の白浜では2025年6月28日最後のパンダファミリーが中国へ返還されました。
私たちも近くまで来ていてチャンスだったのですが混み合うことを、想定して
諦めました。宿の近くの白浜ではしずかなうみかぜが、旅の疲れをそっと癒してくれました。
🏠 宿は民宿|二段ベッドの部屋で過ごす夜
この日の宿は民宿。 部屋は 二段ベッド で、どこか懐かしい雰囲気。
旅の途中でこういう“素朴な宿”に泊まると、 それもまた思い出になる。
🍶 白浜の夜|居酒屋はどこも満席、そして少し高い
夕食を食べようと居酒屋を探したが、 どこも予約で満席。
ゴールデンウイークに入っていたため、 観光地価格でどこも少し高め。
ようやく入れた居酒屋は、 女将さんが一人で切り盛りしている小さなお店だった。
料理も雰囲気も、 正直“当たり”とは言えなかったけれど、 「旅だし、これも思い出」 そんな気持ちで受け入れています。走行距離284㎞
民宿inn白浜海の宿/15940 駐車場/500
5月4日
5月4日、朝4時25分。 西日本の朝は遅く、この時間はまだ真っ暗でした。 離れた駐車場まで、2人で重い荷物を抱えて宿を出ました。 雨こそ降っていなかったけれど、静かな暗闇の中を歩くと、 旅の長さと、今日もまた動き出すんだという気持ちがじわりと湧いてきます
次の目的地は、ずっと憧れていた那智の滝。 本当は、熊野古道を歩きたかった。 ずっと前からの夢でした。 でも、時間が足りないこと、そして足の故障。 わかってはいたけれど、やっぱり胸が痛くて、 「また今度」が自分にはないことも、よくわかっていて、 泣く泣く諦めました。
それでも、気持ちを切り替えて那智の滝へ向かいました。 山道を進むにつれて、空が少しずつ明るくなり、 木々の間から差し込む光が、まるで励ましてくれているようでした。

そして、那智の滝。 目の前に立った瞬間、言葉が出ませんでした。 落ちてくる水の音が胸に響いて、 その迫力は想像をはるかに超えていました。 夫も「すごいな」と何度も言っていて、 来てよかった、と心から思えました。
諦めたものもあったけれど、
それでも、この滝に出会えたことが、
今日の旅の答えだったような気がします
四国を出て本州へ戻る道のりは、思いがけない出来事の連続でした。
まず思い出すのは、あの 土砂降りの雨の中でトイレを探した朝。 真っ暗で、店も開いていなくて、焦りながらも必死に探して、 やっと見つけたときの安堵感は忘れられません。 そのあと食べた朝ごはんは、 あの状況だったからこそ、いつも以上に美味しく感じました。
鳴門海峡大橋を渡り、本州へ。 夫が楽しみにしていた 鳴門の渦潮 は、 残念ながらタイミングが合わず見られませんでした。 でも、橋の上から見える海の迫力は十分で、 「またいつか見に来ようね」と話しながら進みました。
その後は 姫路城 へ。 白く美しい天守は、まるで空に浮かんでいるようで、 国際色豊かな観光客の中に混ざりながら、 夫婦でゆっくりと城下を歩きました。
そして、海の青さが際立つ 白崎海洋公園。 白い岩肌と青い海のコントラストが見事で、 まるで地中海に来たような景色に息をのみました。
和歌山県に入り、白浜で一泊。 翌日はずっと行きたかった 那智の滝 へ。 滝の迫力と神聖な空気に包まれ、 夫も「来てよかった」と何度も言っていました。 その言葉を聞くたびに、私も嬉しくなりました。
本州に戻ってからの旅は、 大変だったことも、笑ったことも、感動した景色も、 全部が心に残る大切な思い出になりました。


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